金型の割れ検知
課題
自動車部品の鍛造工程において、金型の割れが発生
- 金型が割れるまで気づくことができず、金型成形部の割れが製品に転写されて不良品になっている。
- 不良品を流出させてしまうことがあるため、目視検査を行なっているが作業者によってバラツキがある。
- 短い寿命設定で金型を定期交換するため、コストがかかる。
解決策
リング型治具を金型の外径部に設置し、圧電式荷重センサー「PiezoBolt」でそのリングを締め付け。
金型を設置してから破損するまでのサイクルを計測しました。

その結果、金型の割れ発生時の微小な振動を検知し、製品に転写するまでの進展度合を異常波形の発生回数でパターン化できることが判明しました。生産中に発生する異常波形の回数をカウントし、設定数を超えるとアラーム発信と設備が停止する仕組みを確立することで不良品流出を未然に防止することができます。

結果
金型の割れを事前に検知し、生産効率が向上
- 金型の内部で発生する微細な破損に気づくことができ、不良品の大量生産を防ぐことができた。
- 金型の寿命が近づくことを予知し、再研磨を行うことで、より金型が長く使えるようになった。
- 作業者個人に頼らず、数値化したデータで生産を管理することになったため、生産現場の標準化が実現できた。
お客様の声
金型自体に修正を行う必要がなく、リング型治具の取り外しも簡単で、荷重センサーの設置が楽だった。
金型の割れ以外にも横展開できそうなので、パンチ破損など、今後活用の場を増やして行く予定。
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